TuneCore Japan × lute がローンチ。アーティストとメディアの新しい在り方?

最近の新しいサービスがおもしろい。
というか、サービス同士の繋がりがすごく多様になってきている。
どう関わって利用していくか、色々考えることが多くて楽しい。
様々なサービスが関わり合って新しいビジネスや活動が生まれる、まさに「多動力」ですね。
最近読んでぐっときたホリエモンの本。
漫画も出たみたい。
読みやすくてこれからの時代のビジネスには必須の考え方が目白押し。
それはさておき本題、おもしろいサービス同士というのは「TuneCore Japan × lute」のこと。
どういうことか、ちょっとよく分からないのでまだ手を出していませんが少し調べてみました。
TuneCore(チューンコア)とは
音楽のディストリビューションサービスの会社。
依頼すればApple MusicやSpotify、Amazonなどで自分の曲が配信できるようになります。
要は、音楽配信の面倒な手続きを、全て代行してくれるサービスですね。
ぼくも2枚のアルバムを配信中。お世話になってます。
lute(ルーテ)とは
こちらは知らないサービスでした。
Instagramを中心に展開、サービス提供している会社。
lute / ルーテは、音楽を中心に国内外の新たなカルチャーシーンを取り上げるInstagram Storiesメディアです。
全世界のデジタルネイティブ世代にエッジーなコンテンツを届けるべく、モバイルに特化した映像コンテンツを制作、配信。同時に現代のカルチャー・ビジネスシーンに求められるクリエイター・アーティストとパートナシップを結び、その活動を飛躍させていきます。
そしてInstagram Storiesを中心にすえながら、他メディアとの連携を図る独自のメディア展開を行い、ポストデジタル社会における新たなカルチャーシーンを形作ることを目的としています。
まだ登録はしていませんが、インスタでフォローしてみました。
どんな感じでタイムラインに流れてくるのか、ちょっとリサーチ中。
具体的にどうなる?
「TuneCore Japan × lute」でどんな現象が生まれるのか?
TuneCoreによると、
アーティストは自身の楽曲をメディアに提案(サブミッション)することで、音楽ストリーミングサービス内での楽曲ピックアップ、またその再生数に応じたロイヤリティを得ることが可能になります。今回、日本初となるサブミッションメディア立ち上げにあたって、弊社のパートナーとなる「lute」は、音楽を中心に国内外のクリエイターの才能をつなぎ、ポストデジタル時代のカルチャーを届ける全方位型メディアです。
だそうです。うん、まだよく分からない。イメージがつきにくい。
すでに「AmPm」や「WONK」が楽曲提供を開始しているみたい。
luteのビジネスモデルから考える活用方法
まだよく分からないので、代表のインタビューを読んでみました。
そこになるほど、という言葉が。
これまではレコード会社がやってきたことが分解されて、たとえば「ディストリビューションはTuneCoreさん、資金調達はCAMPFIREさん、映像を作るのはlute」みたいなことができるようになってきたということですよね。
全部を自分でやるのではなく、色々なサービスをかけ合わせて利用することで、セルフプロモーション・マネジメントが出来るんだなと。
個人のアーティストが発信しやすい時代ですからね。
少し明確になってきました。
実際に曲を作って世の中にリリースする際、一番手っ取り早いのがYouTubeです。配信だけならTuneCoreですが、誰もが利用していて無料で宣伝しやすいYouTubeはアーティスト側としても利用したい。
でも映像は作れない、いや作ろうと思えばできるが、そこに時間はかけたくない。
そこをluteを利用することで手助けしてくれるならとても助かる。なるほど。
インタビュー全文はこちら。
これからの活用方法
これが一番!っていう方法が確立されることはしばらくないでしょう。
あれとこれを、うまく使ったな!とか、得意分野同士をかけ合わせた使い方ができる人が、今のシーンを楽しめるんでしょう。
しばらくおもしろいサービスが続きそうなので、頻繁にリサーチは必要だし、自分でも発信していくべし。
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