【DTM環境】オーディオインターフェースはこれ。レイテンシと音質の劣化がないだけでじゅうぶん。

みんな気になる、あの人やこの人のDTM環境。
DTMerのデスク周りを晒すスレッド、よく目にします。(まとめサイトだけど)
ぼくはできるだけシンプルにまとめたい派なので、かなりコンパクトな環境で作業しています。
中でもオーディオインターフェースは「レイテンシなし」と「音質劣化なし」に拘り、余計な機能はいらないと思ってZOOMの「TAC-2」をここ2、3年使用しています。
Mac環境で宅録がいたい方はこれで決まりじゃないでしょうかってぐらいです。
メリット
シンプルな見た目とアルミボディがMacによく似合う。
Apple製品の醍醐味とも言えるメタルボディ。
そのデザインの横に置く機材はおしゃれじゃないといけません!
下手すればMacのデザインを損なってしまう可能性がなきにしもあらず。
「TAC-2」はアルミボディに包まれていてデスク周りのデザインを損なうことはありません。
またジョグダイヤルがひとつのみ、というシンプルな外観が操作を直感的にしてくれます。
多機能はいりません。必要な機能が高水準なだけでじゅうぶんです。
レイテンシなし。驚きの転送速度「Thunderbolt」を採用
ぼくはギターやベース、マイクの音をThunderbolt経由で「TAC-2」に流し込んでます。
パソコンの処理速度が落ちるとレイテンシが出ることがあるので、その時はDAWを再起動して一旦落ち着かせます。すると、何事もなかったかのようにレイテンシなしで快適な録音が再開できます。
ThunderboltとはMacパソコンにのみ採用されている端子のこと。
USB 3.0の2倍以上、Firewire 800に対しては12 倍、USB 2.0との比較では実に20倍ものスピードを誇る究極の高速インターフェースです。
レイテンシとは、
レイテンシ、潜伏時間、潜時、待ち時間、反応時間(英: latency)とは、デバイスに対してデータ転送などを要求してから、その結果が返送されるまでの不顕性の高い遅延時間のこと。レイテンシー、レーテンシーとも表記される。
wikipediaより
遅延時間のことです。
要するに、ギターをジャーンと弾いてからコンピューターに届くまでの時間のこと。
簡単な話です。自分の弾いた音とコンピュターで音のタイムラグがあると、狙った通り演奏できません。
オーディオインターフェースで最も重要なのは、レイテンシのなさだと思っています。
一般的に最速とされているUSB3.0の2倍以上の速さにも関わらず、あまり注目されていないのはMacにしか装備されていないからでしょう。
MacでDTMや宅録をするなら、「TAC-2」を使用することを強くおすすめ!
オーディオDACとしての使用でハイレゾ対応の音楽を楽しめる。
リスニングとしても優秀なこのマシーン。
実際に録音用でもリスニング用でも活躍しています。
ヘッドホンとスピーカーの音量はジョグダイヤルでばらばらに設定することが可能。
ワンランク上のオーディオ環境が安価で手に入ります。
デメリット
ギターやベースのインプットとマイクの録音が同時にできないところです。
同時録音をする機会は少ないと思いますが、ケーブルを端子に接続してしまうと、どちらかが優先され、どちらかが認識されなくなってしまいます。(抜いてしまえば問題ないんですが)
スタジオでセルフレコーディングをする時に少し困りました。
購入やレビュー
購入は是非最安値を狙いましょうね。
中古はおすすめしません。コンピュターにつなぐものなので、できれば新品を選びましょう。
ぼくの理想の環境は、「Macbook」「MIDキーボード」「オーディオインターフェース」「ヘッドホン」「ギター」「ベース」です。
これを基本に「エフェクター」や「マイク」などの機材が入ってくるかも。
増えそうと思えばいくらでも増えますが、できれば移動先でも作業ができるようなシンプルなセットを組みたい。
さすがに「ギター」「ベース」の移動が難しいので現実的じゃないけど、もっとコンパクトにまとめたいのが本音です。
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